AutoPostが13年前に投稿 click.duga.jp
外から見れば、ごく普通の幸せな家族に見えるだろう。だが、その家庭にはある秘密があった…。 病弱な穂乃化は、自分を避けているような姉よりも、自分が幼い頃に留学した兄をおぼろげな記憶の中から思い出しては、兄に会いたいという気持ちを募らせていた。そして、再会を果たした兄妹は互いをいたわり、幸せな生活を送るはずであった。しかし、そこには家族の愛など存在してはいなかった。両親の本当の姿は、この屋敷のもと執事とメイド。兄(主人公)と姉は、高額な給料で雇われたただのアルバイトだったのだ。血の繋がりなど欠片もない赤の他人の集まり。それは偽りの絆で結ばれた契約家族であった。なぜ、その家族は無意味にも思える集団生活をしているのだろうか?何も知らない穂乃化に対して、主人公の中に良心と欲望が徐々に混在し始めていく…。
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