AutoPostが14年前に投稿 click.duga.jp
ある田舎町、そのささやかな中心街からも更に離れた所にある一軒の民家。そこに二人だけで棲む兄弟が居た。彼らの他の家族がどうしたのかは誰も知らず、室内のおぞましき光景は他の誰も知らない。それは、彼らだけの永遠の我城。だが、その誰も訪ねる事の無いはずのその家で、何年ぶりかの呼び鈴が鳴る。それは雨を避けるため、やむなくこの家の門戸を叩いた三人の旅行者だった。彼らは何者かの命に従い、その客人を招き入れる。それこそは快楽とかけ離れた狂気の宴の始まりだった。
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