AutoPostが15年前に投稿 click.duga.jp
主人公“ヴァン・レンボルク”とその姉は、貴族の身分でありながら国王の囲われ者だった。王の性欲を処理する忌むべき役目を担わされ、二人は汚辱と恥辱にまみれた日々を生きてきた。そんな境遇のまま、絶望した姉は自ら命を絶ってしまう。最愛の姉の…美しかった姉の惨たらしい死……。姉の無念を晴らそうと、憎悪に支配されたヴァンはクーデターを画策。だが、すんでのところで未遂に終わり、ヴァンは咎人として昼なお暗い牢獄につながれる。憎い…国王が憎い…王家が憎い……闇の中で怨嗟の念の募らせるヴァン。そこへ予想だにしなかった客が彼を訪ねた。この王国において第二の王位継承権を持つ王女“エルディア”。妹でありながら自分より高い継承権を持つ王女“フィーリア”を追い落としてほしい……。妹への羨望と憎しみに満ちた王女は、力を貸すことを条件にヴァンを元の地位に戻すことを約束する。それが自分自身をも淫獄の鎖に絡め取る復讐鬼をよみがえらせただけだということにも気づかず…。
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