AutoPostが15年前に投稿 click.duga.jp
騎士道を範とし、いまだに神や精霊を身近に感じ暮らす世界。そこには、金・紅・青・銀と呼ばれる四つの大陸があった。それぞれの大陸には、人民・神官・騎士、そして、それらを統べる王が存在していた。大陸は王たちの話し合いによって平和を保っていた。ところが、ある日、金の大陸に異変が起こった。交易、通信がまったく途絶えてしまったのだ。「疫病の大流行ではないか?」と言う意見が多勢だった。「しかし、1国が全滅してしまうほどの疫病は考えられない」という意見も。とにかく様子を見ようと静観していた国々だったが、紅の国に突然、不幸が訪れる。騎士やその家族が次々と蒸発してしまうのだ。ある時は、一晩で100世帯もの騎士の集落が無人と化してしまう事もあった。恐怖におののく紅の国の領民たち。何が起こっているのか?王妃ジェニファは王が制止するのも聞かず剣を握り、軍を率いて金の国との国境付近に出陣する。
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