AutoPostが15年前に投稿 click.duga.jp
夜のない町「アウトサイド」。激増する凶悪犯罪に忙殺されていた政府は、治安活動を補完する事で報酬を得る職業「フィクサー」を設ける。彼らは、警察から非公式に依頼を受け難事件を解決する事を主としていた。が、彼らフィクサーには特別な権利が与えられてはおらず、不法な手段を用いる事が多かった。そのために警察との軋轢を強くしていた。主人公のニール・フォックスはかつては凄腕の刑事とも呼ばれたフィクサーである。彼は犯罪者が犯行時に見る世界「恍惚境」に転位できるという先天的特殊能力と、元刑事というノウハウを生かして、数々の警察がさじを投げる難事件を解決してきた。「アウトサイド」の一角で三人目の娼婦が殺される。警察からの依頼を受けた主人公は、その特殊能力を使い犯人が被害者を一人の女に見立てて殺している事を知る。被害者の人間関係を調べる警察、被害者に見立てられた女を追う主人公。やがてその女の存在は、凄惨な殺人事件の全容を語るのだった…
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