AutoPostが15年前に投稿 click.duga.jp
荒川千秋は平凡な大学生。ただ人と違うところは父親の顔を知らずに育ち、中学時代に母親を病気で亡くし天涯孤独な身の上で、生活保護やバイトでボロアパートに暮らす日々、という事。そして何の変哲もないある日。突然、青天の霹靂の如くそれは起こった。同じ大学の同級生、月城小峰から聞かされた事実。『アナタのお父さんは実は最近まで生きていて、メイドを育成してたのよ』彼女の話によると、実の父親、荒川春海は千秋が産まれてすぐに母親と離婚。離婚の理由は『メイドを育てたかったから』……というとんでもない理由。呆れながらもその話を聞き、父親が既に亡くなっているという事を知り、せめてお墓参りは、と思う千秋。が、小峰はさらにとんでもない事を言い出す。『今日からアナタが館のご主人様だから』財産を全て一人息子の千秋に託すと遺言があり、千秋は一日にして大金持ちの館の主に。そして育成中のメイド達と出会い、その中で生活していく事になるが――?
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