AutoPostが9年前に投稿 click.duga.jp
視界の隅で何かが光った気がした。立ち止まりそっちを見ようとして。突然、目の前が真っ白になって何も見えなくなった。と、思ったら、急に人の気配。そして、直ぐ近くから女の子の声が聞こえてきた。「ようやく着いたみたいね。ここでいいのかしら?」「あっ、見てあそこ。人がいる」視線を感じて、顔をあげる。眩しかった光が弱まってくるにつれて、徐々にハッキリと姿が見えてきた。「あっ、もしかしてこいつがそうなんじゃない?ボク達の相手をするっていう…」「なるほど、確かにその可能性はあるかもしれないわね」なんか話していた女の子達が、改めて僕のことを興味深そうにしながら見つめてくる。なんなんだ?僕に何か用なのか?一番近くにいた女の子と目が合ってしまった。凄く可愛いな。こんな女の子と付き合えたら、最高なんだけどなぁ…。他の女の子達も凄く可愛いし。って、あれ?なんか変だぞ?視線を下半身に移すと、なんか変なものが瞳に映った。ヘビみたいな尻尾に…こっちは足が4本…って、なんだこれ!?さっきまでのドキドキがいっぺんに吹っ飛んだ。な、なんなんだよこの女の子達は…。「そこの人間の男。あなたが私達の相手をする男かしら?」
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