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『六道学園』を中心として一つの島に必要な施設を集めた『学園都市・六道』。島内にある全ての施設は『六道学園』の関係施設であり、島はそのまま『学園都市』として機能している。携帯電話は通じず、ネットは使えない、生活する者はみんな『六道』が用意した『寮』で生活をしている。そこは現代からは取り残された感じがしながらも、都会には無いゆったりした雰囲気の空間。ただ、様々なルールが存在する、少し変わった島だった。“柊誠一”(主人公)は学園長に招かれてそこに転校してきた男子学生。彼が転校してきたのは『六道祭』という文化祭を一週間後に控えた慌ただしい時期だった。クラス、部活、所属などによって祭の準備がされていく。そんな中で誠一は様々な女の子と関わり合い、仲を深めていく。だが、六道祭当日に殺人事件が起きてしまった。誠一、ヒロイン達のクラスメイトが殺され、その犯人は未だ見つからないという。誠一達を含めた何人もの『容疑者候補』が集められる。『容疑者候補』は動機、アリバイ……様々な事情から殺人事件の犯人だと思われている人物達だ。その集められた『容疑者候補』達の前で、学園長は事件について述べる。「殺害に関与していないならば協力してください。『本当の容疑者』にされれば、どうなるか……考えたくはないでしょう?」閉鎖された孤島、逃げられる訳が無い犯人、『容疑者候補』とそれ以外の人達。利害が一致すれば協力し合える。だが、それは必ずしも対等である必要は無い。アリバイの証言、動機の否定。『容疑者候補』達は『潔白』に飢えている。だから『容疑者候補』は疑われないためなら口を紡ぐ。潔白を証明する為なら不利な交渉でも頷く以外に道がない。暗い、くらい、クライ……人間関係が始まる。
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