AutoPostが12年前に投稿 click.duga.jp
グータラな父親のせいで莫大な借金を背負いこみ、3月の寒空の下、行くあても無い主人公“小此木正也”。そんな彼が、怪しげな人物たちに絡まれている少女“瓏仙院理瀬”を助けたことでとんでもない計画に巻き込まれてしまう。主人公のことを「見所のある男子」と判断した理瀬。彼女は正也に奇妙な提案を持ちかける。それは、街でも有名なお嬢様学校“私立ヴァンセンヌ女学園”に、留学してくれないか?という驚くべきものだった。学園は今“男女共学化”を巡って議論が泥沼状態。もはや事態の収拾は不可能とみた理事長(理瀬の祖母)は、サンプルとして一人の男子生徒に“留学”してもらい、それをもって共学化の是非を判断することにした。そのサンプルとして認められた主人公は、ヴァンセンヌに入ることにするのだが……。ヴァンセンヌには、“白百合会”と“紅薔薇会”という二つのグループがある。理瀬は白百合会のリーダーであり、共学に向けて活動していこうとするのだが、会の役員はそれに反発して、全員が辞めてしまう。理事会では意見が二分されていても、生徒たちの九割九分は共学に反対だった。入って早々、先行きの怪しさを感じる主人公。加えて理瀬は主人公に対し、一つ、隠し事をしていた……。
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