AutoPostが12年前に投稿 click.duga.jp
主人公の俊夫は日本舞踊の流派『水月流』の家元の跡取りだった。しかし父はとうの昔に亡くなっており、水月流の経営は悪化。それに責任を感じた母は俊夫が家に帰宅すると自殺していた。そんな俊夫に救いの手を差し伸べたのが、元は『水月流』の流派の一部であり、今は分かれた流派『神凪流』の現・家元、神凪沙織だった。沙織は借金を肩代わりしてくれた上、住む場所を無くした俊夫を自分の屋敷に住まわせてくれた。沙織の庇護の下、彼女の娘である雪乃と共に暮らす事になった俊夫。しかしここまでの事の全てが(水月流の没落、不祥事、投資の失敗から母の自殺まで)沙織の『水月流』への復讐の一環である事を、俊夫は知らなかった。俊夫は沙織に、本格的な稽古をされる事となった。本当はイヤだったが、ここに置いてもらっている以上、沙織には逆らえなかった。追い出されたりしたら、彼にはもう行く場所がないのだから…
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