AutoPostが12年前に投稿 click.duga.jp
『貴方にメイドを預けます──』その一本の電話で、再生請負人新津秋人の一年が決まった。向かう先は、長く緩やかな道の先にある学園。街の人々には『メイドの学び舎』などと呼ばれ、親しまれている場所──そして、立派なメイドになることを夢見る少女たちが集う場所である。『こいつらの面倒を俺が?』彼が請け負うのは4人のメイドたち。一人は、不運の星の元に生まれついたお嬢様。一人は、高慢ちきで反抗的な姐御肌。一人は、自分は護衛だと言い張る、的外れな無表情。一人は、歩くトラブルと称される、純真無垢な台風の目。揃いも揃った問題児たち。その問題児の4人(+α)を集め、秋人の前で行われる再々々追試……。そして散々な結果──足りないものは基礎か、技術か?常識か?はたまた奉仕の心か?──もしくは、その全てなのか。この“おちこぼれ”たメイドたちを“全員無事に卒業させる”こと。それが秋人に与えられた責務。──こうして、秋人とメイドたちの騒がしい一年が始まった──
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