AutoPostが12年前に投稿 click.duga.jp
時代は現代より少し先の未来。医療や科学は発達し、多くの人々は幸せを謳歌していた。その幸せを提供していたのは「人類の永遠の幸福のため」というスローガンを掲げ、様々な分野に進出している世界的な大企業「セラフ」であった。しかし、光には常に影が付き従う。「セラフ」は「あらゆる国の平和のため」という名目で各国に配備される兵器の全てを提供する死の商人としての一面も持っていた。世界の表も裏も支配しようとする「セラフ」に反発し、対抗しようとする他企業、組織は後を絶たない。そのような存在を制するため「セラフ」は新たな兵器の開発に着手する。新たな兵器とは「ジェネクレイサー」と呼ばれる生体金属を用いた戦闘用のスーツであり、装着したものには計り知れない力が与えられる。それはまさにこれまでの兵器とは全く違った、まさしく次世代の兵器だった。開発は順調に進み、装着者として集められた被験体には薬物投与や遺伝子操作などといった「ジェネクレイサー」に適合するための「措置」が施された。「ジェネクレイサー」開発は着実に成果を上げていたが、思わぬアクシデントが発生する。装着者の一人がミッションの途中で自我に目覚め、ターゲットの少年(主人公)を連れて逃走したのである。裏切り者を処分するため、残りのメンバーに追撃命令が下る。こうして「ジェネクレイサー」装着者同士の激しい戦いが始まろうとしてた…。
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